さて今回は外壁の構造について。
どんぐりの家では外壁構造は通気工法を採用。
写真で横に貼っている木。
その下に縦に貼っている木がチラリ。
その下は防水透湿シート「タイベック」。
その下に構造用の合板が貼ってあり、裏は断熱材です。
ここから多少想像するのが難しくなりますが
この縦に貼っている木がポイント。
壁の中にムワっとたまった湿気のある空気は
建物の下から上へ上へと上昇します。
もしもこの縦に貼っている木が無かったら?
このムワッと空気、逃げ場が無く、壁の中で結露です。
この縦の木のおかげでムワッと空気はてっぺんまで上昇。
さて、次の秘密はこの屋根の際にチラりと見える黒い網。
上までやってきたムワッと空気を外へ逃がしてくれます。
この上昇気流を生み出すのは
建物の足下に設置されている水切です。
機会があったら是非下から覗いてみて下さい。
この水切君も、実は網網構造なのです。
ここから新鮮な空気が入ります。
こうして壁の中の空気環境は
今日も平和に守られるのです。
さらに内壁から設置されるこの断熱材。
気付きますか。
そうです、似ていますね名前が。
あの有名なサッカー選手に。
その伝説の選手に
名前負けしない、この「ZIDAI(ジダイ)」の特徴は
・繊維が細かいので高性能なのです。
・撥水処理による優れた撥水性をもつのです。
・コンパクトかつ軽量ですので運搬性や施工性がよいのです。
主にこの3つがあげられます。
運搬性や施工性が良い事は、施主様にもメリットだと考えられます。
なぜなら、実際運んでいる人や貼っている人、一人一人が
製品性能を損なわないように気を配る余裕ができる。
つまり、、バチーッと性能を活かした施工が行えますからね。
もちろん運搬が大変かろうが施工が難しかろうが
手は抜かせませんし抜きませんがね!
後、ネーミングに
某サッカー選手との関係は一切ないようです。
城戸 孝史